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令和初の選挙なのだ [覚醒]

「令和」という元号を初めて聞いたとき、「零和」=【ゼロサム】を連想した。

ゼロサムとは一方がプラスになればもう一方が同じ分量だけマイナスになり、全体の総和は
変わらないという概念。

令和時代、日本国の資本制社会もいよいよどんずまり、全体のパイの拡大がない中でそれぞれに特殊・個別的な利害をもった国の住民たちがそのパイを奪い合う。

企業視点からは、労働力は同一の品質ならば、より安い方が好ましいし、需要変動に応じて調整可能な派遣・スポットの労働力は使い勝手がいいからどんどん使う。従来型の正社員ベースアップは凍結したい。このような流れの中で、労働分配率はさがり、利益をかつてなく上げている大企業群がある。

ゼロサム社会では、政治がこの企業行動の結果がもたらす弊害を、是正する役割(=国富の再分配)をより強力・意識的に行う必要があるかもしれない。

今日は、令和時代初の国政選挙、参議院選挙の投票日である。

わが日本国住民はどんな選択をするのでしょうか?

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