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サマータイム・ブルース♪ -原発ってそういうものだったのか会議④ [コーヒーブレイク]

あなたは聴きましたか?
いやぁ、忌野清志郎のサマータイム・ブルースですよ。

エディ・コクランの古典ロックに忌野清志郎が反原発のメッセージを乗せた名曲。


サマータイムブルース

暑い夏がそこまで来てる
みんなが海へくり出していく
ひとけのない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ、何のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース

熱い炎が先っちょまで出てる
東海地震もそこまで来てる
だけどもまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねえ、誰のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース

寒い冬がそこまで来てる
あんたもこのごろ抜け毛が多い 
それでもテレビは言っている
「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねぇ、根拠がねぇ
これが最後のサマータイム・ブルース

あくせく稼いで税金取られ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所がまだ増える
知らねえ内に漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース

電力は余ってる
要らねぇ、もう要らねぇ

電力は余ってる
要らねぇ、欲しくない

原子力は要らねぇ
危ねぇ、欲しくない

要らねぇ、要らねぇ、欲しくない
要らねぇ、要らね、

電力は余っているよ
要らねぇ、危ねぇ

 (1988年発売アルバム「カバーズ」より)


発売当時、RCサクセションのファンであった私も聴いたけれど、正直このメッセージは
当時の私にはそれほど響かなかった。

しかし、原発って本当はこういうものだったのか!と最近になってわかってくるにつれ、
忌野の感受性(≒本質直観力)のスルドさに今さらながら驚いた次第。

感心することはまだある。
ロックンロールは何を歌ってもいい、自由に想いをメロディーに乗せればいいのだ。
そしてそれは体制-反体制だとか、党派だとかは一切関係がない個人の表現なのだ。

このへん、忌野清志郎はいつも忌野清志郎で、だれの回し者でもない。レコード発売元
の親会社(=東芝;大原発メーカー)からも自由だし、反原発の政治運動からも自由で
ある。表現者として歌1本で勝負する姿勢にブレがない。さすがである。


忌野はエルビス・プレスリーの名曲も替え歌にしている。

Love Me Tender

何言ってんだー、ふざけんじゃねぇ
核などいらねぇ
何言ってんだー、よせよ
だませやしねぇ
何言ってんだー、やめときな
いくら理屈をこねても
ほんの少し考えりゃ俺にもわかるさ

放射能はいらねぇ、牛乳を飲みてぇ
何言ってんだー、税金(かね)かえせ
目を覚ましな
たくみな言葉で一般庶民を
だまそうとしても
ほんの少しバレてる、その黒い腹

何やってんだー、偉そうに
世界の真ん中で
Oh my darling, I love you
長生きしてえな

Love me tender, love me true
Never let me go
Oh my darling, I love you
だまされちゃいけねぇ

何やってんだー、偉そうに
世界の真ん中で
Oh my darling, I love you
長生きしてえな

 (1988年発売アルバム「カバーズ」より)

シンプルな楽曲にストレートなメッセージが効いている。
あっと、ごめんなさい。余計な講釈よりも、ほんもののライブを聴いてみてください。


参考:ユーチューブにアップされてる歌唱ライブ
サマータイム・ブルース~ラブ・ミー・テンダー










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