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緊急救助システム-ドラえもん会議② [私の提言]

倒壊家屋の下敷きになっている人や津波で家屋ごと流されている人を首尾よく捕捉して、地図にその人たちの位置情報を表示することができれば、救助の指針として大いに役立つだろう。

そこで例えば人間が腕時計のように体につける形でICチップを装着し、いざという時にポンとたたくなりして非常時「ON」の状態にする。するとICチップからは微弱な電波(SOS信号)が発生する。災害対策本部に設置された受信装置の方では、この微弱電波(SOS信号)を捕捉して、即座に救助対象者のマッピングを行う・・・そんなシステムはできないものだろうか?

大規模災害では、救助対象となる人たちが大勢いすぎて、すべての人を速やかに救出することができないことも想定しなくてはならない。その場合、人命救助のプライオリティを設定する必要が出てくる。救助の第一のプライオリティは「生存者」ということになると思う。そうすると、例えばICチップが心臓の拍動の生体電気信号を拾って、送信する電波に多重化できれば、生存者をほぼリアルタイムでつかむことができる。

また心拍数は救助対象者の容態をある程度反映していると言えるから、例えば心拍数が一定以上に上がった個体、あるいは一定以下になった個体、急激に心拍数の上昇が見られた個体など、心拍数を救助の優先順位決定の基準とすることができる。

私がイメージしたシステムの問題点としては、非常時「ON」のアクションがとれない、例えば病人や乳幼児をどう扱うかということがある。これは、例えばあらかじめ家族の者が当人のICチップを自分のものと同期して作動するように登録申請する仕組みを作れば解決するだろう。(ちなみに非常時にはじめてスイッチ「ON」にするのは、平時に個人のプライバシーを守る意味から「OFF」にしているべきだと考えるからである。)

追伸 記事執筆にあたりネットサーフィンをしていると、こんなガジェットをみつけた。 → 秋月パルス
デバイスのセンサー部分に指先を置くと、指先の毛細血管の赤外線吸収量の変化を計測して、パターン解析、心拍数を割り出すとTwitterに「俺、生存なう」「俺、頻脈なう」などと自動投稿するという。
おもしろいですね。



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